笛吹市民になったら温泉に入るべし!1回310円で入れるぞ
庭の雑草が半端なくて困っています、笛吹市地域おこし協力隊・木村です。
今日は、市民になったら入らなきゃ損の「温泉」についてです。
山梨屈指の温泉街があります
「笛吹市」という名前を知らない人も、
「石和温泉」は聞いたことありませんか。
温泉街には旅館がずら~っと並んでいます。
市民も温泉入りまくり
観光客はもちろん、笛吹市民も温泉大好き。
それもそのはず、市内には3か所の市営温泉があり格安で温泉が楽しめます。
とある笛吹市民は、「ここ数年家のお風呂に入っていない」と言うほど温泉三昧のようです。
お花を一緒に楽しめる温泉も
市営温泉をざっと紹介したいと思います。
まずは温泉街から一番近いところにある「なごみの湯」。
単純温泉 弱アルカリ温泉で、寝湯などがあります。
休憩室が130畳もあるので、のんびりしたい人におすすめ。
5時間以内の利用は大人410円(市外の方は720円)
つぎは「みさかの湯」。
ここは何と言ってもバラ。シーズン中は1300株のバラが楽しめます。
毎週月曜日には女性風呂限定でバラの花を浮かべる「バラ風呂」も実施中。
そのほか、露天風呂や塩サウナも人気です。お湯はアルカリ単純温泉で、利用料金は410円(市外の方は720円)。
最後は「ももの里温泉」。
桃畑に囲まれた温泉施設で、春には一面がピンク色に染まる”桃源郷”の景色が楽しめます。アルカリ性単純温泉で、露天風呂からみる夜景もおすすめです。3時間以内の利用なら310円(市外の方は620円)。
3か所の詳しい情報はこちらから。
おまけ 足湯もあるよ
市内には3か所の無料足湯があります。冬はいいですね。
プロパンガスの恐怖…笛吹市の水道光熱費について
今日は雨です。笛吹市地域おこし協力隊・木村です。
今回は生活とは切っても切り離せない「水道光熱費」に迫ります。
ガス以外は都会と変わらず
まず電気は、東京でも笛吹市でも同じ東京電力が使えるので差はありません(多分)。
それに電力自由化もされたので、色々な選択肢があるはずです。
水道料金もあまり変わりません。
2人暮らしの場合、1か月の平均使用量は16.2㎥(東京都水道局HPより)だそうです。これをもとに計算すると東京23区の場合は7,121円、笛吹市は6,350円です(いずれも口径20mm、2か月分の上下水道で計算)。笛吹市の方がちょっと安いです。
都市ガス使えない問題→プロパンの落とし穴
大きな差があるのはガスです。
笛吹市では、一部地域を除いて都市ガスが使えません。
私を含め、ほとんどの家庭がプロパンガスを使っています。
笛吹市に引っ越した当初、ガス会社からの請求書を見て驚きました。普通に使っていたはずなのに、東京で払っていた額の3倍(15,000円ぐらい)だったのです。
調べてみると、プロパンガスは業者が自由に価格を設定できるため、家庭によって料金がバラバラなんだとか。
「さすがに高すぎ…」と思った私は、ダメもとで業者に値引き交渉をしてみました…
あっさり値引きしてくれました!
それでも東京の頃の1.5倍ぐらいの料金ですが、ずいぶんマシです。
公共料金事情はだいたいこんな感じです。
ガスに納得いかない方は、オール電化という選択肢もありかも知れません。
※追記※
このブログを読んでくださった方から情報をいただきましたので、ご紹介します。
物件によっては、給湯を灯油にすると「ガス代1500円くらい、灯油代3000円くらい」で済むとのことです。知らなかったです!教えていただき、ありがとうございました。
地方は「車がないと詰む」けど「車があるって超らくちん」
暑いですね、笛吹市地域おこし協力隊・木村です。
今日は田舎暮らしの必需品「車」の話です。
やっぱ車がないと詰む
東京から山梨県笛吹市に引っ越して、車によく乗るようになりました。
長いことペーパードライバーだったので、恐る恐る運転しています。
笛吹市で暮らすには車がないと辛いです。というか場所によっては生活できません。
駅もスーパーも病院も、自転車で行くにはちょっと遠いし、バスの本数は多くありません。
これはほとんどの地方が抱えている問題だと思います。
維持費問題
地方への移住を考える人は「田舎は家賃が安い分、車の維持費が大変そう」みたいなイメージがあると思います。
駐車場代はほぼ無料ですが、その他の費用は都会で車を持つのと変わりませんからね。
それでもトータルの生活コストは都会より安いと思います…多分…(ライフスタイルによります)。
やっぱ車はらくちん
まず買い物が楽。雨の日も楽。お出かけも電車より疲れません。
個人的には、電車と違ってパーソナルな空間で移動できるのが最大のメリットです。
おまけ:山梨はドライブスルー天国
山梨はやたらドライブスルーが多い印象です。マックはもちろん、ケンタッキーもスタバもはま寿司も車に乗ったまま味わえます。すごいっす。
全国で唯一の「鵜匠体験」は山梨で!実際やってみたレポート
笛吹市地域おこし協力隊・木村です。
このブログは移住体験がテーマですが、今日は番外編。笛吹市で7月20日からスタートした「石和鵜飼」をご紹介します。
全国的にも珍しい漁スタイル
日本で行われいる鵜飼の多くは、小舟に乗った鵜匠が鵜を操って鮎を獲ります。しかし石和鵜飼は、鵜匠が歩きながら鵜を操る「徒歩鵜(かちう)」という漁法が用いられています。なんと約800年の歴史があるそう。
全国で唯一、ど素人が鵜匠になれる場所
すごいっしょ!石和鵜飼の大きな特徴は、日本で唯一「鵜匠体験」を実施しているところ。予約をした上、参加費3,000円(Tシャツ代込み)を支払えば、誰でも鵜匠になれます。
「これはやるしかない!」ということで私もやってみました。
衣装はこんな感じ
何事も形から入るのが大事です。
ウエットスーツに甚平のような羽織もの、腰蓑、かご、頭巾をつければ気分は鵜匠。
ちなみに前掛けのようなものは、かがり火の火の粉から身を守るためにあるそうです。
いざ出漁!
私とタッグを組んだのはこの子(名前はないそうです)
まだ若いため、羽がまだ茶色。この子の首と羽に紐をくくりつければ、漁に出る準備完了です。
徒歩鵜は、まず鵜が川にもぐったら手元の紐をゆるめて自由に泳がせます
次に鵜が水面から頭を出したら、手元の紐を引っ張って鵜を引き寄せます
この繰り返し!
意外と紐を引っ張るのが難しくてわちゃわちゃしました。
漁の結果は…
鮎0匹!ち~ん
観客席が近かったこともあり、鵜がそちらに気をとられてなかなか潜ってくれませんでした。鵜は光るものに反応する習性があるため、カメラのフラッシュも気になるようです。
やってみたい人は来年チャレンジ
鮎は獲れませんでしたが、貴重な体験ができて楽しかったです!
「私もやってみたい!」という人は、観光ポータルサイト「ふえふき観光ナビ」より申し込みできます。しかし、予約できる日程が残りわずかです。予定が合わない人は来年チャレンジしてみてください!
ちなみに見学のみは予約なしでOK。あまり混雑していないのでゆっくり見学できる上、そのまま10分間の打ち上げ花火も楽しめちゃいます。
夏休みに石和温泉にきたら、絶対行くべきスポットですよ!
田舎に引っ越すと「野菜がもらえる」は本当か否か
笛吹市の地域おこし協力隊・木村です!
移住体験ブログ、今日は「ご近所付き合い」についてです。
「ご近所からのおすそ分け」は幻想かも…
地方に引っ越すと「ご近所から野菜が大量にもらえる」みたいなイメージありませんか?
私はまだ体験していません…(笑)
エリアにもよるかと思いますが、「野菜がもらえるレベル」で地域に馴染むのはそうそう簡単ではありません。
カギは共通の話題?
私は約半年前に笛吹市に引っ越しました。
一応、ご近所へのあいさつ回りはしました。感じよく対応してくれた方がたくさんいました。
でも普段はそんなに近所付き合いがありません。いい意味でも悪い意味でも…。ただ単に私がコミュ障なだけかも知れませんが…。
以前に移住経験者とお話した際、「子どもが生まれたことがきっかけで輪が広がった」という体験談を聞きました。何か共通の話題があると近所付き合いも一気に広がるのかも知れません。
結局、自分次第
「都会から移住したいけど、田舎の近所付き合いは面倒くさい」という人は、案外心配しなくてもいいかも知れません。最低限のルールを守ればそっとしておいてくれます(エリアにもよりますが)。
逆に「地元の人の暖かさに触れたいぃぃぃぃ~」という人は、自分からガンガンあいさつして、ガンガンお話しすればきっと仲良くなれると思います。
私はまだ移住歴半年なので、今後どうなるか分かりませんが、今感じている近所付き合い観はこんな感じでした。
家賃は東京の半額!? 移住して分かった地方の住宅事情
こんにちは、笛吹市地域おこし協力隊・木村です。
移住を考える時、真っ先に探さないといけないのが仕事と住宅。
仕事に関しては昨日の記事で触れましたので、今日は住宅について書きます。
突然ですが、私が今借りている家の間取りをご覧ください。
広さはあいまいですが、大体こんな感じです。
ゴーヤやらカボチャやらを栽培できる程度の庭と、車1~2台停められるスペースがついて家賃は6万5千円なり。
東京に住んでいた頃は、これより狭いアパートに7万5千円払っていたので、今はずいぶんと家賃が安く感じます。
現在は一戸建てタイプの借家ですが、ここに決める前はアパートやマンションもいくつか内見しました。同じような間取りで家賃がここよりも安い物件もありましたが、庭や雰囲気が気に入った為ここに決めました。
東京の2LDK~3DKの相場を調べると、エリアにもよりますが大体10万円以上です。笛吹市では東京の半額程度で部屋が借りられるといっても過言ではないと思います。
ちなみに笛吹市に引っ越してから、生まれて初めて一戸建てに住みました。
まさに”地に足ついている”感じでいいですね。あと家庭菜園楽しい。
雑草が処理しきれていないので頑張ります。
移住前の就活はこんな感じでした~地域おこし協力隊前日譚~
こんにちは地域おこし協力隊・木村です。
梅雨が明けて夏本番。山梨は全国でもトップクラスの暑さですが、意外にも朝夕は東京より涼しいと思います。
今日のテーマは「仕事」。
地方移住をする上で一番良いと思うのは、都会でやっていた仕事を継続すること。手に職があり、ネット環境さえあれば仕事ができる人は最強だと思います。
そうでない人は地道に就活するしかありません。笛吹市を管轄するハローワーク甲府によると、平成28年4月の有効求人倍率は1.07、正社員有効求人倍率は0.59だそう。
数字だけみると、仕事は「無くはない」という感じです。
職種をみると、介護系や販売系が多いようです。
前置きはここまで。ここからは個人的な就活体験をつづります!
私は東京にいる頃から、少しずつ山梨で就職活動を始めました。
まずはネットでリサーチ。東京にいた頃は求人情報サイトにずいぶんとお世話になりましたが、山梨ではあまり役に立ちません。ハローワークの方が情報が多いように感じました。
私の希望は前職(ニュースアプリの編集)の経験が生かせそうな仕事、またはもともと興味があった食に関する仕事。あと農業系も探しました。
まず、前職に近い職業を探すも皆無。想像通りクリエイティブ系の仕事は少ないです。
食に関する仕事は結構ありました。ただ正社員でなかったり、労働条件が良くない求人も多かったと思います。
最後に農業にですが、求人は少なかったです。笛吹市は「桃・ぶどう日本一の郷」と言われていますが、生産者のほとんどが個人で農業を営んでいるためでしょう。そんな中、数少ない農業法人のパート募集を発見し、応募しましたが撃沈。先方は男性を募集しているとのことで、縁がありませんでした。
さらに甲府市で開催された合同面接会にも出席しました。気になる企業があったので話を聞いてみましたが、私が結婚間近だったこともあり「子どもができたらどうするの…?」と敬遠ムード。女性はこういった質問への対策も必要になりそうです。
そうこうしている内に地域おこし協力隊の存在を知り、今に至ります。
ちなみに私のパートナーは、幸運にもすんなりと就職先が決定。かつて東京で就活に苦戦していたのが嘘のようでした。
何が起こるかわかりません。
私も地域おこし協力隊でいられるのは長くても3年。もしかしたら1年でお払い箱かもしれません…。次を見据えて行動したいと思います。