移住前の就活はこんな感じでした~地域おこし協力隊前日譚~
こんにちは地域おこし協力隊・木村です。
梅雨が明けて夏本番。山梨は全国でもトップクラスの暑さですが、意外にも朝夕は東京より涼しいと思います。
今日のテーマは「仕事」。
地方移住をする上で一番良いと思うのは、都会でやっていた仕事を継続すること。手に職があり、ネット環境さえあれば仕事ができる人は最強だと思います。
そうでない人は地道に就活するしかありません。笛吹市を管轄するハローワーク甲府によると、平成28年4月の有効求人倍率は1.07、正社員有効求人倍率は0.59だそう。
数字だけみると、仕事は「無くはない」という感じです。
職種をみると、介護系や販売系が多いようです。
前置きはここまで。ここからは個人的な就活体験をつづります!
私は東京にいる頃から、少しずつ山梨で就職活動を始めました。
まずはネットでリサーチ。東京にいた頃は求人情報サイトにずいぶんとお世話になりましたが、山梨ではあまり役に立ちません。ハローワークの方が情報が多いように感じました。
私の希望は前職(ニュースアプリの編集)の経験が生かせそうな仕事、またはもともと興味があった食に関する仕事。あと農業系も探しました。
まず、前職に近い職業を探すも皆無。想像通りクリエイティブ系の仕事は少ないです。
食に関する仕事は結構ありました。ただ正社員でなかったり、労働条件が良くない求人も多かったと思います。
最後に農業にですが、求人は少なかったです。笛吹市は「桃・ぶどう日本一の郷」と言われていますが、生産者のほとんどが個人で農業を営んでいるためでしょう。そんな中、数少ない農業法人のパート募集を発見し、応募しましたが撃沈。先方は男性を募集しているとのことで、縁がありませんでした。
さらに甲府市で開催された合同面接会にも出席しました。気になる企業があったので話を聞いてみましたが、私が結婚間近だったこともあり「子どもができたらどうするの…?」と敬遠ムード。女性はこういった質問への対策も必要になりそうです。
そうこうしている内に地域おこし協力隊の存在を知り、今に至ります。
ちなみに私のパートナーは、幸運にもすんなりと就職先が決定。かつて東京で就活に苦戦していたのが嘘のようでした。
何が起こるかわかりません。
私も地域おこし協力隊でいられるのは長くても3年。もしかしたら1年でお払い箱かもしれません…。次を見据えて行動したいと思います。