【移住録】雪が降らない山梨の寒さについて
お久しぶりです。笛吹市地域おこし協力隊の移住担当・木村です。
春が近くなってきたとはいえ、まだまだ寒いですね。
移住相談会に出席すると、首都圏に住む方から「山梨は寒い?雪は降るの?」という質問を受けることが多いので、今日は山梨県や笛吹市の冬についてつづります。
※イメージ画像です
東京よりは確実に寒い
山梨の冬は、基本的に東京より気温が低いのは事実。
寒さの度合いは場所によります。
標高が高い場所は、当然寒さが厳しくなります。山梨県内の移住先人気No.1の北杜市は夏涼しくて良いところだと思いますが、冬はけっこう寒いと聞きます。
盆地エリアにある笛吹市も寒いです。早朝は氷点下5℃ぐらいになる日もあり、町内放送で「水道管の凍結に気を付けてください」と流れてきます。
あと早朝、車のフロントガラスに霜が張り付いるのが地味に困ります(笑)。前が見えないので、しばらくエンジンをかけて溶かさないといけません…。
雪はあまり降らない
生活する上で心配なのは雪。幸い、笛吹市ではあまり降らないです。年3,4回程度。降っても翌日か翌々日には溶けていることが多いです。
それでも車は冬用タイヤ必須です(凍結もあるので)
暖房器具は割と普通
どんな家に住んでいるかによりますが、暖房器具は割と普通のものを使っています。
笛吹市の戸建て木造住宅に住んでいる私の場合は、エアコンとこたつのみ。
古民家の場合は多分、もっと強力な暖房器具が必要でしょう。でも薪ストーブとか憧れますよね!
良いことは、天気がいい日が多い!山きれい!
笛吹市に住み始めてよく思うのは、天気がいい日が多いということ。さすが日照時間全国トップクラスです。
特に冬は空気が澄んでいるので、山がきれいに見えます。青空と、山につもった雪のコントラストがたまりません。
そんなところでしょうか。
最後に。山梨の名物・ほうとうは、冬に食べると美味しさ1.5倍です。
【祝・移住希望地域ランキング1位】山梨県人の出張は日帰りが多いかも知れない
お久しぶりです。笛吹市地域おこし協力隊、移住担当の木村です。
はてなブログから「そろそろ記事書きませんか?」と通知が届いてしまうぐらい、お久しぶりです。
「東京 近いぜ」と実感する日々
最近は移住セミナーやら研修やらで出張が多かった日々でした。
ほとんどが首都圏出張。日帰りが当たり前です。
2月13-14日には全国から地域おこし協力隊やってくる”初任者研修”というものに参加してきました。会場が都内だったため私は電車で1時間30分ぐらいで行けたのですが、参加者の中には物凄く時間をかけてくる人もいてびっくり。北は北海道から南は九州・沖縄まで協力隊がいるのだから、冷静に考えれば当たり前ですが。
中には2日間かけて来る人も。離島に住んでいる人です。
こういう人たちの買い物は基本通販だそう。
いつ船が止まるか分からないから、早めにまとめ買いをするんだって。「トイレットペーパーを”発注”する」みたいな表現で話していました。
ほどほど田舎っていいな
それに比べて笛吹市は便利です。ほどほど田舎な感じが私には合っているのかも知れません。
でも私の好きな「たま」というバンドの曲の中には「でも不便の方が便利より大分いい」という歌詞もあるので、価値観は人それぞれですが。
ちなみに2月21日発表に「NPO法人ふるさと回帰支援センター」が公開した「2016年移住希望地域ランキング」では山梨県が1位になりました。
個人的には”都会に近い田舎”が人気の秘訣かもと思っています。
山梨県人の日帰り出張は加速する
2027年にはリニアが開通します。
名古屋まで多分40分ぐらいですよね。私の故郷も日帰りです。
2045年になったら大阪まで1時間ぐらい。ひえ~。
親子で温泉も入れる♪山梨県子育て体験ツアーに潜入してきた
笛吹市地域おこし協力隊の木村です。
先月こんな記事を書きましたが、
またまた山梨県主催の「子育て体験ツアー」にお邪魔してきました!
今回も首都圏から親子が参加!
12月7日に開催されたツアーには、首都圏に住む親子5組12名が参加しました。甲府市の「幼保連携認定型こども園 すみよし愛児園」を見学した後、一行は笛吹市の公営温泉「なごみの湯」に到着。ここでお昼ごはんと温泉を楽しみます。
地元ママと交流♪
なごみの湯に着いたママたちは、同会場で開催されていた「子育てするなら、温泉の町ふえふきじゃんね!計画」に合流。このイベントは笛吹市の子育て支援グループ「NPO法人 Happy Space ゆうゆうゆう」が展開するもので、未就園児の親子がゆっくり温泉に浸かれるユニークな取り組みです。なんと、おむつがとれていないお子さんも参加できるのだそう。
温泉に入る前に、まずは地元ママとの交流食事会が開催されました。
首都圏のママたちからは、山梨県について「自然が多い」「土地が広い」「ゆったりしている人が多い」という声があがりました。中には「天井が高い建物が多い」という地元の人はなかなか気づかない意見もありました。
食事の後はヨガでリラックス。体をほぐしたらいよいよ温泉タイムです♪
お母さんがゆっくりできる工夫
お母さんがヨガなどをしてゆっくりしている間、子どもたちを見守ってくれるのはNPOのスタッフや、ボランティアさん。お母さんたちは安心して子どもを遊ばせておけます。
またボランティアさんの中にはおじいちゃんおばあちゃんの姿も。異世代交流できるのも魅力ですね。
大好評だった温泉イベント
温泉を楽しんだ首都圏ママたちは、デザートの柿を味わった後、帰路につきました。
ちなみにこの日、 なごみの湯では10時~17時までイベントが行われましたが、最終的に100人の参加者が訪れたそうです。地元のママたちにも大好評!
今年度の事業は終了しましたが、また来年度開催される予定とのこと。「子育てするなら、温泉の町ふえふきじゃんね!計画」がこれからどんどん広がるといいなぁ~と思いました。
【なんか】フルーツダイエットの結果報告【すみません】
こんにちは。
「そろそろコタツを出そうかなぁ」と思っている笛吹市地域おこし協力隊の木村です。
9月末にこんな記事を書いたのですが、
今更ながらこれの結果をご報告したいと思います。
フルーツダイエットとは
上記の記事を読んでもらえればわかりますが、今回やってみたフルーツダイエットは朝イチでフルーツを朝ごはん代わりに食べるというもの。
ぶどう(主にシャインマスカット)をたくさんもらったので、挑戦してみました。
ゆるくやり過ぎて効果ナシ
結果から言うと、特に体重の変化はなく、現状維持といった感じでした。
というのも自分に甘い性格ゆえ、超ゆる~いダイエットになってしまったのが敗因です。自分に甘くなってしまった原因を書き出してみます。
①飽きる
私の場合、もらった果物だけでやろうとしたため、シャインをひたすら食べる毎日になってしまいました。シャインはとっても美味しいんですが、さすがに毎日だと飽きてくるんですよね…。ついつい他の朝ごはんに浮気してしまいました。
②昼前に空腹になる
シャインは5粒ぐらい食べれば結構お腹いっぱいになったのですが、昼食までもたないのです。ついつい間食をする日もありました。
③食べ過ぎ
一時期おやつもシャインにしてみたのですが、朝と違っておやつの時間はいっぱい食べれるんですよね。「フルーツだから大丈夫だろ」みたいな油断があり、単純に食べ過ぎた気もします。
反省点:色んな種類を食べるべきだった
やはり、日替わりで色んな種類のフルーツを食べた方が続くと思います。
ぶどうにしても、シャインのほかに、巨峰を食べてみるとか工夫が必要ですね。
あと今回新たな発見もありました。
このダイエットには「朝はフルーツ以外口にしない。水もNG」というルールがあり、最初は「そんなの喉カラカラになりそう」と思っていました。しかし、フルーツを食べるだけで普通に喉が潤うのです。災害時もフルーツがあれば食事面は何とかなりそうな気がしました。
こんな感じでグダグダになってしましましたが、次のフルーツシーズンはもうちょっと真剣にやってみたいです。
ちなみに今は柿が旬です。先日、少しもらったので朝ごはんの時に食べています。
「石和で二番目に旨いラーメン」が食べられる!公衆浴場「石和温泉」
だんだん寒くなってきました、笛吹市地域おこし協力隊の木村です。
そんな寒い日にぴったりの、あったかグルメ「石和で二番目に旨いラーメン」をご紹介。石和温泉街から少し離れた場所にある公衆浴場「石和温泉」内の食堂で食べられる隠れた逸品です。
昔ながらの直球ラーメン
私が勝手に「二番目に旨い」と決めているのではなく、お店が公言しているこのラーメン。
今どきのコテコテしたラーメンとは違い、あっさりとした醤油ベースでうまい。
480円です。やすい。
NHKで紹介されるそうです
ラーメンを運んでくれたお店の方が「今度、このラーメンがNHKで紹介されるよ」と教えてくれました。
そして私がラーメンを食べていると、放送日と番組名を書いたメモをくださいました。
だそうです!
「家族に一杯」は、鶴瓶さんが出演している番組「家族に乾杯」のコーナーです。
みなさん見ましょう!私が聞きそびれた「石和で二番目」の謎も解けるかも知れません。
食事の前に温泉を楽しむべし!
ここは「公衆浴場 石和温泉」なので、当然温泉があります。
私はラーメンを食べる前にひとっぷろ浴びてきました。
食堂にはビールもあるので、風呂上がりの一杯も楽しめます。
さらに脱衣所には「食堂利用の方、食後の入浴サービス」という趣旨の張り紙もありましたよ(詳しくはお店にご確認ください)
レトロな雰囲気、超ピリピリの電気風呂も
小ぢんまりとしながらも、地元の人で賑わう石和温泉。
中は昔ながらの銭湯のようなつくりで、壁には富士山が描かれています。
お湯の種類は、熱めの風呂、水風呂、電気風呂。この電気風呂、指先だけ浸かってみましたが超ピリピリしました。あれに全身入るのは……。あと小さいサウナもありました。
料金は400円で、ドライヤーを使うには50円必要です。
いかがでしょう、この昭和レトロ感。みなさんもタイムスリップしてみてください。
今回行った場所
「石和温泉」
営業時間 午後3時~23時
定休日 月曜日
東京のママも思わず感動!? 山梨の子育て施設体験ツアー
11月4日に山梨県が主催した「山梨県子育て関連施設体験 モニターツアー」の様子を取材してきました。
今回のツアーには、某生活情報誌で活躍するママブロガー3名が東京から参加しました。
↑山梨のママ&東京のママで記念撮影
地元ママと意見交換会♪
同ツアーは東京のママたちが、山梨県内の子育て施設を体験するというもの。午前中は山梨県甲府市にある「幼保連携型認定こども園 すみよし愛児園」を見学しました。
筆者はランチタイムからツアーに同行。会場は山梨県笛吹市にある「マルサマルシェ」。農園が営業するカフェで、農業体験やクッキング体験もできるスポットです。
この時間には、笛吹市で子育てをする地元ママたちも合流。フルーツピザづくり体験と柿の収穫体験が行われました。
↑生地をこねこね
↑親子で楽しそう♪
↑☆完成☆この日のトッピングは、フレッシュの柿とあんぽ柿(干し柿)、チーズです
↑柿の収穫体験も盛り上がりました
↑うまくとれたかな~?
山梨の”恵まれた子育て環境”が明らかに
食事中はママたちの子育てトークが盛り上がりました。
特に盛り上がったのは「地域子育て支援センター」の話題。
県内各所にある子育て支援センターは、親子が気軽に遊びに行ける場所。無料または格安で利用でき、子どもやママたちの交流の場となっています。
センターにはスタッフの他に”おばあちゃんボランティア”がいることもあり、世代間交流ができるのも魅力。おばあちゃんに子どもを見てもらっている間、ママたちはゆっくりコーヒータイムを楽しむこともあるそうです。
またイベント情報がメルマガ形式で配信されるなど、行き届いたサービスに東京からきたママたちは感心した様子でした。
地元ママの中には静岡県から移住した方もいましたが、「頼れる場所が多くて助かっている」「子どもも(子育て支援センターを)気に入っているみたい」と話していました。
「泣きそう」の声も…産前産後ケアセンターに感動
地元ママたちとの交流後、ママブロガー一行は「健康科学大学 産前産後ケアセンター」を見学しました。
山梨県と県内全市町村の連携によって誕生した同センターは、心身ともに不安定になりがちな産前産後の女性をケアする施設。宿泊も可能で、山梨県内の方は1泊2食・温泉付き6,100円で利用できます(県外の方は33,900円で利用可)。
↑2階にある宿泊室は明るく清潔な印象
↑1階の大きな窓があるスペースでは、ベビーマッサージなどのイベントが行われます
ここの最大の特長は、助産師さんが24時間体制でケアしてくれること。助産師さんに子どもを預けてゆっくり体力を回復できたり、育児の方法を直接教えてもらうことができます。
↑利用者の方が、赤ちゃんをお風呂に入れている様子
このセンターを訪れるママたちは、悩みや疲れがたまった暗い表情で訪れるそうですが、帰る頃には生き生きとした明るい表情になっているそう。また利用者からは「とにかく自分の話を聞いてもらうのが嬉しい」という声が多いとのことです。
センター長が「お子さんが生まれると、パートナーや周囲の気持ちが一気にお子さんに集中してしまう。お母さんには気を遣ってもらえないことが多いのよね」と話すと、東京からきたママたちからは「泣きそうになった」「自分も利用したかった」という声も。自身の経験を重ね合わせ、このセンターが担う大きな役割を実感したようです。
またセンターに行かなくてもサポートが受けられるよう、助産師さんが24時間体制で電話相談に対応しています。
↑電話相談専用の部屋。静かな空間でじっくり相談者の話に耳を傾けます。
センターの中でも外でも、昼でも夜でも相談ができるよう「切れ目のないケア」を目指しているそうです。
まとめ
今回のツアーに同行して、山梨県では想像以上に充実した育児支援が受けられると感じました。もしかしたら人口が多すぎない”地方ならでは”の細やかなサービスもあるのではないのでしょうか。
追記(次回のツアーが決定!)
12月7日に「山梨県子育て体験ツアー(新宿発)」が開催されることが決定!
今回は一般の方も参加可能。山梨の名湯・石和温泉の公共温泉施設を貸し切り、親子で温泉入浴を楽しめるツアーとなっています。おむつのとれていないお子さんも入浴できますよ♪
その他、山梨県内の保育園の見学や、地元ママとの交流会も予定されています。
詳しい情報はこちらから。親子10組限定なので、申し込みはお早めに!