山梨県笛吹市 地域おこし協力隊

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東京のママも思わず感動!? 山梨の子育て施設体験ツアー

11月4日に山梨県が主催した山梨県子育て関連施設体験 モニターツアー」の様子を取材してきました。

今回のツアーには、某生活情報誌で活躍するママブロガー3名が東京から参加しました。

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↑山梨のママ&東京のママで記念撮影

 

地元ママと意見交換会♪

同ツアーは東京のママたちが、山梨県内の子育て施設を体験するというもの。午前中は山梨県甲府市にある「幼保連携型認定こども園 すみよし愛児園」を見学しました。

筆者はランチタイムからツアーに同行。会場は山梨県笛吹市にある「マルサマルシェ」。農園が営業するカフェで、農業体験やクッキング体験もできるスポットです。

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この時間には、笛吹市で子育てをする地元ママたちも合流。フルーツピザづくり体験と柿の収穫体験が行われました。

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↑生地をこねこね

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↑親子で楽しそう♪

 

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↑☆完成☆この日のトッピングは、フレッシュの柿とあんぽ柿(干し柿)、チーズです

 

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↑柿の収穫体験も盛り上がりました

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↑うまくとれたかな~?

 

山梨の”恵まれた子育て環境”が明らかに

食事中はママたちの子育てトークが盛り上がりました。 

特に盛り上がったのは「地域子育て支援センター」の話題。

県内各所にある子育て支援センターは、親子が気軽に遊びに行ける場所。無料または格安で利用でき、子どもやママたちの交流の場となっています。

センターにはスタッフの他に”おばあちゃんボランティア”がいることもあり、世代間交流ができるのも魅力。おばあちゃんに子どもを見てもらっている間、ママたちはゆっくりコーヒータイムを楽しむこともあるそうです。

またイベント情報がメルマガ形式で配信されるなど、行き届いたサービスに東京からきたママたちは感心した様子でした。

地元ママの中には静岡県から移住した方もいましたが、「頼れる場所が多くて助かっている」「子どもも(子育て支援センターを)気に入っているみたい」と話していました。

 

「泣きそう」の声も…産前産後ケアセンターに感動 

地元ママたちとの交流後、ママブロガー一行は「健康科学大学 産前産後ケアセンター」を見学しました。

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山梨県と県内全市町村の連携によって誕生した同センターは、心身ともに不安定になりがちな産前産後の女性をケアする施設。宿泊も可能で、山梨県内の方は1泊2食・温泉付き6,100円で利用できます(県外の方は33,900円で利用可)。

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↑2階にある宿泊室は明るく清潔な印象

 

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↑1階の大きな窓があるスペースでは、ベビーマッサージなどのイベントが行われます

 

ここの最大の特長は、助産師さんが24時間体制でケアしてくれること。助産師さんに子どもを預けてゆっくり体力を回復できたり、育児の方法を直接教えてもらうことができます。

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↑利用者の方が、赤ちゃんをお風呂に入れている様子

 

このセンターを訪れるママたちは、悩みや疲れがたまった暗い表情で訪れるそうですが、帰る頃には生き生きとした明るい表情になっているそう。また利用者からは「とにかく自分の話を聞いてもらうのが嬉しい」という声が多いとのことです。

センター長が「お子さんが生まれると、パートナーや周囲の気持ちが一気にお子さんに集中してしまう。お母さんには気を遣ってもらえないことが多いのよね」と話すと、東京からきたママたちからは「泣きそうになった」「自分も利用したかった」という声も。自身の経験を重ね合わせ、このセンターが担う大きな役割を実感したようです。

 

またセンターに行かなくてもサポートが受けられるよう、助産師さんが24時間体制で電話相談に対応しています。

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↑電話相談専用の部屋。静かな空間でじっくり相談者の話に耳を傾けます。

センターの中でも外でも、昼でも夜でも相談ができるよう「切れ目のないケア」を目指しているそうです。

 

まとめ

今回のツアーに同行して、山梨県では想像以上に充実した育児支援が受けられると感じました。もしかしたら人口が多すぎない”地方ならでは”の細やかなサービスもあるのではないのでしょうか。

 

追記(次回のツアーが決定!)

 12月7日に「山梨県子育て体験ツアー(新宿発)」が開催されることが決定!

今回は一般の方も参加可能。山梨の名湯・石和温泉公共温泉施設を貸し切り、親子で温泉入浴を楽しめるツアーとなっています。おむつのとれていないお子さんも入浴できますよ♪

その他、山梨県内の保育園の見学や、地元ママとの交流会も予定されています。

詳しい情報はこちらから。親子10組限定なので、申し込みはお早めに!