狙うは朝!笛吹市の直売所を攻略せよ
台風が心配ですね、笛吹市地域おこし協力隊の木村です。
私が地域おこし協力隊になって以来、じわじわ更新を続けている「ふえふき観光ナビ」内の「直売所ニュース」。
市内4か所の直売所の旬な情報をお届けしています。
今回は直売所ニュースを更新する中で発見した”直売所の攻略法”(大したことないけど)を伝授っ!
攻略法①「行くなら朝!」
笛吹市内の直売所は、開店直後~お昼までの早めの時間に行くのがおすすめ。
何といっても、一番品ぞろえがよい時間帯です。
特に朝は、品出し中の農家さんに会えることも。農産物にこもった想いや、美味しい食べ方を直接聞けるのが直売所の醍醐味です。
私は高級プラムの農家さんに遭遇したことがあり、インタビューした様子をアップしました。
攻略法②「分からなかったら店員さんに聞く!」
直売所に行くと、普通のスーパーにはないマニアックな農産物が間々あります。
(↑夕顔という野菜です)
「興味があるけど、食べ方が分からない!」という時は店員さんに聞いてみましょう。
果物の種類が多くて迷った時も聞いてみてください。おばちゃんたちが快く教えてくれます!
攻略法③「加工品も要チェック!」
「お土産を買いたいけど、生鮮品は心配…」という方は加工品をチェック。桃の瓶づめなど、地元ならではの一品が見つかるはず。
また、イートインコーナーを併設している直売所もあります。特に芦川の直売所は地元の食堂でもあるので賑わっています。
攻略法④「イベントを逃すな!」
直売所では年に数回イベントがあります。
旬の農産物がお得に買えるとあり、朝から行列ができることも。
出店コーナーなどもあるので、家族連れでも楽しめます。
(↑6月に開催されたもろこし祭りの様子)
(↑来週開催予定です!)
以上です!
最後に。各店定休日があるので事前に確認してお出かけください~。
【笛吹グルメ】わざわざ行きたい!地元野菜たっぷりのほっこりランチ
常に腹ペコ、地域おこし協力隊の木村です。
今回はランチタイムにお邪魔したレストラン&カフェ「夢追い人」をご紹介。
この”わざわざ足を運ばないといけない場所”で7年も営業している人気店です。
おしゃれでコスパ最強ランチ
ランチはセットメニューが全6種類。
地元の素材を使うため、内容は季節や日ごとに変わるそうです。
今回私が頂いたのはパスタのセット。
まず登場したのは綿あめが乗ったオレンジジュースと、木箱に入った前菜。
か…かわいい!これだけで女子はテンション上がると思います!
前菜の内容はゴーヤの佃煮(苦み少なめ)や、芦川の刺身こんにゃくなどヘルシーな感じ。
メインのパスタはこちら。
まごうことなきペペロンチーノ。ベーコンエッグとサラダ、桃(ソテー?)が添えられています。
こちらもセットで出てきた桃の冷製スープと鮭のソテー。
はやる食欲を抑えきれず写真が雑になったので、小さ目サイズでお届け。
飲みかけで撮ってしまった桃のスープは、ほんのり甘くてさっぱり美味。
桃食べ過ぎて飽きてしまった山梨県人も感動する味だと思います(笑)
最後はアイスとコーヒー。器がかわいい~!
これだけのボリュームでお値段は1,000円以下。驚きである。
人気No.1ランチはこれだ!
お店の方に一番人気と教えてもらったのがこちらのランチ(メニュー名に”境川”が入っています)
超おしゃれな前菜プレートを求めて多くのお客さんがやってくるそうです。
使用しているのはほとんど地元で獲れた野菜です。
メインはこちら
これにスープやデザートなどがついて、やはりお値段1,000円前後。すごい。
ゆったり食事した人におすすめ
店の周囲がとっても静かなので、ゆっくり食事したい人におすすめです。
店内もアットホームな雰囲気で、マスターや店員さんの温かい人柄も◎。
また訪れたくなるようなお店でした。
ちなみにお店で配布している名刺は約3か月ごとにデザインが変わるそうです。
コレクションしたくなる!
【今回行った場所】
レストラン&カフェ 夢追い人
定休日は火曜日だそうですが、心配な方はお問い合わせください
TEL 055-266-3863
いちごの子どもは太郎、次郎、三郎…?苗取りに挑戦
お盆ですね!笛吹市地域おこし協力隊の木村です。
今回は8月11日・12日に挑戦した「いちごの苗取り」をレポート!
市内の観光農園に潜入
お邪魔したのは、市内にある観光農園「石和いちご館青柳」。かつて歌手・鈴木亜美さんがいちご栽培にチャレンジしたこともある農園です。ここのいちご棚は胸ぐらいの高さにあり、土の代わりにヤシガラ(ココナッツの殻)を使っているので、とっても清潔・快適にいちご狩りが楽しめます。あと経営者であるご夫婦が超いい人です。
次のシーズンに向けた大切な作業「苗取り」
観光農園の営業期間は12月中旬頃から5月下旬頃まで。
シーズンオフの現在は、次のシーズンに向けて苗を準備しています。
今回の「苗取り」という作業は、春頃から育てた親苗から子苗を切り離す作業です。
さっそく育苗場であるビニールハウスへ突入
見て下さい!真夏の育苗場は緑のカーテン状態です!わっさわさ
拡大図で表すとこんな感じになっています。
親苗から、一つ目の子苗が生え、その下に2つ目の子苗が生え、その下に2つ目の子苗が生え…とドンドン伸びています。
ちなみに一つ目の子苗から「太郎」「次郎」「三郎」「四朗」と呼ぶそうです。なんだか情がわいてきますね。
今回の苗取りでは親苗と太郎さんを残して、次郎さん以下を切り離しました。
切り離した子苗は散髪…?
どの苗も元気いっぱいに伸びているので、苗同士が絡み合って大変です。
何とか切り離した苗は、余分な葉っぱなどを取り除いて整えます。
完成形はこれです。まるで散髪したて、さっぱり!
ずらりと並ぶ子苗たち
切り離した子苗は、電解水につけて殺菌されたのち、ポットに1株ずつ植えられます。
今回は2日間で約10,000株がポットに植えられました。ずら~っ
その後、子苗たちはしばらく育苗場で育てられ、やがて観光農園へと移植されます。
ちなみに今回の作業は農園で働くパートさんや、経営者のご家族が勢ぞろいして行われました。アットホームな雰囲気で楽しかったです♪
「初めて魚を触った!」東京の子どもたちが芦川に遊びに来ました
夏真っ盛り!笛吹市地域おこし協力隊・木村です。
今回は8月3日~5日に行われた「芦川冒険キャンプ」の様子をちょこっと紹介します。
東京から小学生がやってきた!
芦川冒険キャンプは、東京・墨田にある児童会館が4年前から開催しているイベント。今年は同児童会館を利用する小学生29人が、笛吹市の秘境(!?)芦川にやってきました。
「初めて魚を触った!」と大興奮
私がお邪魔したのは、2日目の川遊びタイム。子どもたちは冷た~い水の中で大はしゃぎ!
後半には魚のつかみ取り体験が行われました。ぬるぬるするヤマメと格闘し、ようやく捕まえた子どもたちは「みてみて~!」とにっこり。10歳の男の子は「初めて魚を触った!」と喜んでいました。
捕まえたヤマメは、ランチの時間に塩焼きとなって登場。頑張ったぶん、その美味しさは格別だったことでしょう。
世界で一つだけのアクセサリー
川遊びの後、子どもたちは古民家へ移動。ネイチャークラフト作りに挑戦しました。
輪切りにしたカラマツをペーパーサンドで磨き、キーホルダーやペンダントに仕上げます。どの子も”すべすべの手触り”になるまで磨き上げ、世界に一つだけのオリジナルアクセサリーを完成させていました。
みんなで協力してカレーライス作り!
ネイチャークラフトが完成すると、すぐに夕食の準備がスタート。
薪割りや、火おこし、野菜の皮むきなど、子どもたちは自発的に作業に取り掛かっていました。
私がお邪魔したのはここまで。みんな芦川の大自然を満喫しているようでした♪
おまけ
今回登場したスポットは個人でも利用できますので、少し紹介します。
川遊びができるのは「オートキャンプすずらん」。食事処も併設されています。
古民家の正体は「カフェ 農啓庵」です。基本は金・土・日曜日が営業日ですが、臨時休業の場合もあるので事前に確認してください。近くにはコミュニティスペースにもなっている古民家「藤原邸」があります。
使いたい!笛吹市に誕生したコミュニティ施設「KAERU POWER PLANT」
笛吹市地域おこし協力隊・木村です。
今日は笛吹市に誕生したばかりのコミュニティ施設「KAERU POWER PLANT(カエルパワープラント)」にお邪魔しました!
気軽に借りられるバショ
KAERU POWER PLANTは、キッチンやサロン(教室)を借りられるコミュニティ施設。今日は薬膳料理を振る舞う「氣蓮」さんがランチ営業していらっしゃいました。
とても明るい雰囲気でなので「なにかやりたい」「集まりたい」と思ったときに、気軽に利用できそうです。私もいつかイベントができたらな…
立ち上げたのは東京出身の女性
このコミュニティ施設を立ち上げたのは、東京出身の女性。つまり私と同じ移住者です!
東京在住時代から行っていた”ありとあらゆる市民活動”の経験がベースとなり、KAERU POWER PLANTが誕生したとのこと。
いろいろとお話を伺いましたが、印象に残ったのは子育てに関する話題。
家で子どもがはしゃぐと、東京では「うるさい!」としか言われないけど、
山梨では「子どもの声が聞こえて嬉しい」とご近所さんから温かい声が聞こえてくるとか。また子どもの通学途中には、畑仕事中のおじさんおばさんが見守ってくれる安心感もあったそう。
山梨は「豊かな自然+ご近所さんの温かさ」という環境がそろった、子育てにもってこいの場所なんだなぁ~と思いました。
【移住&就農のチャンス】笛吹市地域おこし協力隊の募集スタート!
笛吹市地域おこし協力隊”第1号”・木村です。
この程、笛吹市地域おこし協力隊”第2号”の募集がスタートしました!
今回の募集はかなり狙い目です!
具体的に紹介すると、
①農事組合法人で3年弱の間、ゼロから桃・ぶどうの作り方を学べる
②農事組合法人にはプロの農家が4人いるので、それぞれの経営方法を学べる
③もちろん月収制!月額19万6,000円+ボーナスがあるかも!?
④協力隊終了後もサポートあり(予定)
目的が「就農」と決まっているので、全国の地域おこし協力隊で頻発しているミスマッチが少ないと思います。
「農業を本気でやりたいけど、どうしたらいいか分からない…」という方にとっては絶好のチャンスです。締め切りは8月31日なのでお早めに!
「協働」について考えてみるワークショップ
笛吹市地域おこし協力隊・木村です。
7月29日に 「みんなで笛吹市市民協働のCMを作ろう!」(http://www.city.fuefuki.yamanashi.jp/file/8/576b3b03b5d79.pdf)
というワークショップに参加しました。
分かりそうで分からない「協働」について考え、CMを作ろうというワークショップ。
市民活動をしている方や、市役所職員などが参加し、「協働」について参加者が意見を出し合いました。
協働とは「はてなキーワード」によると
異なる主体が何らかの目標を共有し、ともに力を合わせ活動すること
ワークショップでも「協力」「つながり」のほか、「自発性」といったキーワードが出てきました。
市民活動をする上で困っていることを挙げる時間には、
「資金問題」や「若い人の不足」、「モチベーションを持続させる難しさ」といったことが挙げられました。
私が一番共感したのは「若い人の不足」。
地域おこし協力隊じゃなかったら、このワークショップに参加していないだろうなぁ~。私を含め、若い人は自分のことで精一杯で、地域のために何かしようなんて考えないでしょう。
それにやる気があっても、何から始めたらいいか分からない人もいるかと思います。
ワークショップはまだ続くので、自分なりの答えを見つけたいと思います。