「ボランティアも悪くないかもしれない」と思った祭りの日
笛吹市地域おこし協力隊の木村です。
先日、笛吹市では「市民祭り」が行われました。
地域おこし協力隊としてブースを出展。ジャムとか売りました。
さらに私は実行委員でもあるため、丸2日間にわたって会場の設営・片付けなどくたくたになるまで働きました。
実行委員はもちろん無給なので、「割にあわねー」とも思いましたが、なんだかボランティアも悪くないなと思った一日でもありました。
農業用マルチで作った「お化け屋敷」に長蛇の列
今年のテーマがハロウィンということで、子ども向けのお化け屋敷を開催しました。
準備では、桃農家である実行委員長の指示のもと、よくある資料展示用のパネルを組み合わせて迷路を設置。そこに農業で使うマルチ(黒いビニールシート)を半日かけて貼りまくりました。
「手作り感満載だけど、真っ暗にすれば意外と怖いのね~」と思いながら当日を迎えることに。
本番では大学生ボランティアがお化けを熱演してくれたこともあり、子どもたちの悲鳴がきゃーきゃー聞こえて、内心にんまり。
外には長蛇の列ができていて、なんとピーク時は1時間待ち。ディズニーかよ…。
大盛況のうちに終わったお化け屋敷ですが、その日の内に撤去して帰りました。
実はこのお化け屋敷、実行委員長が住む地区では毎年やっているらしい…。すごいよ委員長。子どもたちに楽しんでもらうために、こんなに頑張っちゃうなんて。(というかこの大量のセットとか小道具、どこに保管してんだろ…)こんなに良い人がいるだなんてすごい、と静かに感動しました。
田舎はボランティア率多めです!
一応、移住ブログなので「田舎に移住したら…」という目線で考えてみると、やはり田舎はボランティアに参加する頻度が多いです。
自慢じゃありませんが、東京にいた頃はボランティアなんて一回もしていませんでした。
それが移住後の今では毎月、町の清掃とか、イベント運営とか、何かしら参加しているような気がします。(地域おこし協力隊だからっていう立場も関係していますが)
もともとは「ボランティアなんてただの自己満じゃないか」と冷めたスタンスだったのですが、やってみると意外といいよねって思います。
確かに自己満だけど、それで喜んでくれる人が少しはいるので。
田舎だと、自分の手で地域が変えられるかも知れないという手ごたえがあります。
それはお金にもならないし、何か数字で測れるものでもないけど、社会生活を送る上では結構重要だと思います。
おまけ
協力隊ブースはこんな感じでした。