全国で唯一の「鵜匠体験」は山梨で!実際やってみたレポート
笛吹市地域おこし協力隊・木村です。
このブログは移住体験がテーマですが、今日は番外編。笛吹市で7月20日からスタートした「石和鵜飼」をご紹介します。
全国的にも珍しい漁スタイル
日本で行われいる鵜飼の多くは、小舟に乗った鵜匠が鵜を操って鮎を獲ります。しかし石和鵜飼は、鵜匠が歩きながら鵜を操る「徒歩鵜(かちう)」という漁法が用いられています。なんと約800年の歴史があるそう。
全国で唯一、ど素人が鵜匠になれる場所
すごいっしょ!石和鵜飼の大きな特徴は、日本で唯一「鵜匠体験」を実施しているところ。予約をした上、参加費3,000円(Tシャツ代込み)を支払えば、誰でも鵜匠になれます。
「これはやるしかない!」ということで私もやってみました。
衣装はこんな感じ
何事も形から入るのが大事です。
ウエットスーツに甚平のような羽織もの、腰蓑、かご、頭巾をつければ気分は鵜匠。
ちなみに前掛けのようなものは、かがり火の火の粉から身を守るためにあるそうです。
いざ出漁!
私とタッグを組んだのはこの子(名前はないそうです)
まだ若いため、羽がまだ茶色。この子の首と羽に紐をくくりつければ、漁に出る準備完了です。
徒歩鵜は、まず鵜が川にもぐったら手元の紐をゆるめて自由に泳がせます
次に鵜が水面から頭を出したら、手元の紐を引っ張って鵜を引き寄せます
この繰り返し!
意外と紐を引っ張るのが難しくてわちゃわちゃしました。
漁の結果は…
鮎0匹!ち~ん
観客席が近かったこともあり、鵜がそちらに気をとられてなかなか潜ってくれませんでした。鵜は光るものに反応する習性があるため、カメラのフラッシュも気になるようです。
やってみたい人は来年チャレンジ
鮎は獲れませんでしたが、貴重な体験ができて楽しかったです!
「私もやってみたい!」という人は、観光ポータルサイト「ふえふき観光ナビ」より申し込みできます。しかし、予約できる日程が残りわずかです。予定が合わない人は来年チャレンジしてみてください!
ちなみに見学のみは予約なしでOK。あまり混雑していないのでゆっくり見学できる上、そのまま10分間の打ち上げ花火も楽しめちゃいます。
夏休みに石和温泉にきたら、絶対行くべきスポットですよ!