田舎のサラリーマンは「仕事圏」と「生活圏」が同じということ
こんにちは。笛吹市地域おこし協力隊の移住定住担当・木村です。
東京から山梨に引っ越して、1年半ぐらい経ちました。
今日は初心を思い出して、「仕事と暮らし」に関する山梨で戸惑ったことを書いてみたいと思います。
※写真はイメージです。
田舎では「仕事する場所」と「生活する場所」がほとんど同じ
東京に住んでいたころは、「渋谷区で仕事をして、中野区の家に帰る」という生活をしていました。
毎日会社で顔を合わせる人とは、予定を合わせない限りプライベートではほとんど遭遇しません。
しかし今は「笛吹市で仕事をして、笛吹市の家に帰る」という生活をしています。
周りの人たちも同じようなライフスタイルなので、「会社で会う人に、プライベートでも遭遇する」という状況が頻発するのです。
「昨日、○○で歩いていたよね?」とよく言われる
仕事圏と生活圏が同じだと、会社の人から「あ、昨日駅前歩いていたよね?」みたいなことをよく言われます。都会より歩いている人が圧倒的に少ない田舎では、道路を歩いているだけで目立つようです(皆ほとんど車で移動するので)
利用するスーパーもみんな大体同じなので、買い物するだけでも気が抜けないような感じです。都会にはなかった感覚なので「なんだか、監視されているみたい」と、慣れるまで憂鬱な気分になることもありました。
社内恋愛でもしようものなら、即バレそうな環境です(笑)
裏を返せば見守ってくれる社会
人が少ないので、自然と人間関係も濃くなる田舎。それゆえ他人に関心を持つ人が多いのではないでしょうか。
例えば、毎日同じ時間・同じ場所で見かける人が急にいなくなったら「あら、あの人何かあったのかしら」と心配してくれる人がきっといるはず。隣近所の顔も知らない中で暮らす東京より、万が一の時に安心できる社会なのかもしれません。
※おまけ※
通勤は非常に楽
都心での通勤は、1時間ぐらいかかっている人がざらにいます。
なぜなら郊外の方が家賃や土地が安いからですね。
しかし田舎では、職場の近くで部屋を借りても、隣の町で部屋を借りてもあまり差はないです。それだったら職場の近くにします。
通勤時間は5分、10分の世界です。お昼休みには、一旦家に帰ってご飯を食べるという人もたくさんいます。
遠いところから通っても満員電車に乗るのではなく、マイカー通勤が主流。
そういう意味ではストレスフリーかも!?