【潜入レポ】子育て環境まるわかり!移住ツアー in 笛吹市
こんにちは。笛吹市地域おこし協力隊 移住定住担当の木村です。
去る8月5日、6日に、とある移住ツアーが開催されました!今回はその模様をお伝えします。
ツアーテーマは「子育て」
今回のツアーの主催は、笛吹市で子育て支援を行う「NPO法人 Happy Space ゆうゆうゆう」。笛吹市の子育て環境の良さを知ってもらい、移住につなげてもらおうと開催しました。
1泊2日の日程で、子育て支援センターや保育園の見学のほか、桃狩りやキャンプなどのお楽しみ企画も用意。
笛吹市では初の試みでしたが、首都圏から5組の親子が参加しました。
『ぼくのなつやすみ』みたいな景色
ツアーの幕開けは晴天!桃狩りからスタートです。
こちらは農場まで歩く途中に撮った一枚。
地元の人にとっては何気ない景色ですが、参加者からは「ぼくのなつやすみみたい」という声も。あ~、言われてみれば!と私も共感しました。ちなみに「ぼくのなつやすみ」とは、古き良き田舎を舞台にしたアドベンチャーゲーム。山梨県の道志村がモデルなんだそうです。
もちろん桃狩りも大好評!その後、農家レストランで桃カレーを食べました。
充実の子育て施設をたっぷり見学!
テーマが「子育て」ということで、笛吹市内の子育て関連施設をたっぷり見学。初日は一宮町にある児童館&子育て支援センター。ツアーでやってきた子どもたちは、施設にあるおもちゃに大はしゃぎ。
ここは18歳まで利用できる児童館と、小さな子ども向けの子育て支援センターが併設された場所です。子育て支援センターは市内に7か所あり、ママたちの強い味方。子どもにお友達ができるのはもちろん、ママたちの輪も広がります。一宮の施設にはサークル室があり、ママたちは無料で利用できるそうです。
2日目には石和町にある「わかば保育園」「産前産後ケアセンター」を見学。
「わかば保育園」には決まったプログラムがなく、子どもたちの様子を見ながら日々の学習や遊びを考えるのが特徴です。
給食は栄養士さんらが毎日手作り。アレルギー食も、離乳食も、おやつも手作り。保育園の隣には畑があり、園児たちがお世話した野菜が給食に登場することもあるそうです。園児たちは裸足が基本で、園庭の芝生も裸足で駆け回るとか。夏場はプールで遊ぶそうですよ。
ちなみに笛吹市は待機児童ゼロ。この情報にも東京からきたママたちは驚いた様子でした。
こちらは「産前産後ケアセンター」。不安定になりがちなママをサポートする施設です。4日程度滞在しながら、心身の疲れをとったり、助産師から育児に関するアドバイスを受けることができます。県民であれば1泊6,100円で1泊2日滞在可能(県外の方は33,900円)。
食事は近くの旅館から提供されるほか、お風呂は石和温泉の源泉が使われていたりと、リラックスできる要素がいっぱい。ツアーの参加者からも「利用してみたい」という声がありました。
「笛吹市の人々の人生観を知れた」多くの収穫があったキャンプ
ディナー&宿泊は自然豊かな境川町にあるキャンプ場にて。
そしてゲストに、イクメンパパを支援する「NPO法人 ファザーリングジャパン」が登場!絵本に歌や音楽をつける「絵本プロジェクトLIVE」を披露していただきました。
いつもより迫力があって楽しい読み聞かせに、子どもたちもノリノリの様子。
夕ご飯は地元住民や、地元の子供たちと一緒にBBQ!豚の丸焼きや、石窯で焼いた手作りピザで盛り上がりました。
ツアーでやってきた子どもたちはすっかり溶け込み、みんなで楽しそうに虫取りへ。
大人たちはお酒片手に語り合っていました。地元のリアルな声を聞いた参加者からは「笛吹市の人々の人生観を知れた」という感想もありました。
そしてみんなで組み立てたテントで就寝。日中とても暑かったですが、夜は快適でした!
その他にも、野菜収穫体験をしたり、温泉に入ったり、市役所の移住セミナーがあったり盛りだくさんのツアーでした。これがご縁で笛吹市に移住する方がいると良いなぁと思います。
また今回のブログで笛吹市に興味を持った方がいらっしゃいましたら、コメント欄等々でお知らせください。上記の場所にもご案内できます。