町内放送で訃報!? 山梨に移住して驚いたこと3つ
こんにちは、笛吹市地域おこし協力隊の木村です。
山梨に引っ越して早数か月。「ぶどう畑がカジュアルにありすぎ」など、驚いたことは様々ありますが、今回はもう少し細かいことを紹介してみます。
①朝、町内放送の訃報で目覚める
防災情報や時刻を知らせる町内放送。これは東京にもありましたが、山梨では一味違う使われ方がしています。
一番驚いたのが訃報。
朝7時から「○○の○○さんが亡くなりました、葬儀は△△で~」と、流れてきます。その他にも電話詐欺に関する注意喚起や、地域のイベント情報が流れてきたりとフル活用されています。山梨だけでなく地方では当たり前なのかも知れませんが、驚きました。
②乱立する「ハッピードリンクショップ」
山梨を車で走ると、「ハッピードリンクショップ」という自動販売機コーナーをやたら見かけます。Wikipediaによると、
2006年頃より知る人ぞ知る状態であったが、2008年頃になると設置される場所が急激に増え、山梨県を中心に全店舗は750に昇る
とのこと。株式会社フローレンという企業が中心となって展開しているようです。
だから何?というような情報ですが…(笑)
③ごみ置き場が遠い!回収日少ない!
これは地味に辛いです。名古屋に住んでいた頃も、東京に住んでいた頃も、ゴミは家のほぼ目の前に出せていたのですが、今は徒歩5分ぐらいかかります(もちろん住む場所にもよるかと思いますが)。私を含め、ゴミ置き場には車で行く人が多いです。
回収日も少ない。燃えるごみは週2回出せますが、ペットボトルなどの資源ゴミは月1回、粗大ゴミは年4回のみ。厳しい!
救済措置として、常時ペットボトルなど資源ゴミを回収しているスーパーもあります。
ふと思いついたのは以上です!他にもあったらまた更新します!
古民家でまったりコーヒータイム…宿泊もできる芦川の「農啓庵」
※2016年12月追記
「農啓庵」ではカフェとしての営業が、惜しまれつつ終了しました。
(宿泊などではまだ利用できると思います)
他の物件が見つかれば、カフェを再開する予定もあるとのことです。続報を待ちましょう。
こんにちは、笛吹市地域おこし協力隊の木村です。
今回は笛吹市芦川町にある素敵スポット「農啓庵」をご紹介。
金・土・日だけオープンする古民家カフェ
田舎暮らしのあこがれ”古民家”を修繕して誕生した施設「農啓庵」。
金・土・日限定でカフェがオープンします(不定休あり)。
時を忘れてまったり
古民家に一歩足を踏み入れると、土間に畑で獲れた野菜が。まるでおじいちゃんやおばあちゃんの家に帰ってきた気分になれます。
さらに進むと囲炉裏を発見。
客席は低めで、外を眺めながらゆっくりできます。
2階にも客席があります。
テーブル1つと、ゆったりした椅子が2脚あるだけの静かな空間です。
マスターのモットーは「店内に時計やカレンダーを置かない」。お客さんにゆっくり過ごしてもらうための工夫です。
マスターは観光大使!?
20年前に芦川を好きになり、それ以来遠方から芦川に通い詰めているマスター。
おすすめスポットはもちろん、周辺のお年寄りに聞いてまわった歴史やエピソードなどを教えてくれます。
芦川の”観光大使”とも言えるマスターとお話ししながら、2時間3時間と過ごすお客さんが多いのだとか。そのお客さんの多くが芦川を好きになり、再び農啓庵を訪れるそうです。
宿泊施設にもなります!
申し込みをすれば、宿泊施設としても利用できるとのこと。
詳しくは管理団体にお問い合わせください→055-298-5071(てんころりん村)
ただ、最近は予約が取りにくい状況だそうです。
(↑2階の窓から見た風景)
今回行った場所
「農啓庵」
笛吹市芦川町上芦川296
カフェの営業日は基本的に金・土・日曜日ですが、急きょお休みになることもあります。
Facebook→https://www.facebook.com/noukeian/
温泉街の怪しげな歓楽街を、明るく復活させたいという妄想
暑いですね、地域おこし協力隊の木村です。
この猫のようにぐったりです。
石和温泉は旅館がずらりと並ぶ通りを1本外れると、飲み屋さんやスナック、パブがあちこちにあります。
一昔前は、社員旅行とかで訪れた男性たちがここで遊んだのかな…というような街並みです。
かつては活気があったのかもしれませんが、今は少し寂しげです。
石和温泉も最近は元気がないと聞きます。
しかし、その昭和感あふれる怪しげな雰囲気は今も健在です。
平成生まれの私から見ると、ちょっと新鮮。
ただ怪しすぎて近づけません…。
でもな~
お店マップ片手に、どんどんハシゴ酒するの楽しそう。
各店に「お酒1杯+つまみ1品」だけ楽しめるメニューが用意してあると入りやすいと思うのです。
今はやっていなさそうなパチンコ屋には、スマートボールとか射的とか置いたら楽しそう。
そして、さんざん飲んだら、旅館に戻ってお風呂に入って寝るだけ…。
観光客だけでなく、地元の人も楽しめる大人の遊び場になってほしいなぁ
いろいろ夢は広がりますが、
今まで誰も手をつけてこなかったのには、それなりに事情があるのでしょう…
う~~~~ん
狙うは朝!笛吹市の直売所を攻略せよ
台風が心配ですね、笛吹市地域おこし協力隊の木村です。
私が地域おこし協力隊になって以来、じわじわ更新を続けている「ふえふき観光ナビ」内の「直売所ニュース」。
市内4か所の直売所の旬な情報をお届けしています。
今回は直売所ニュースを更新する中で発見した”直売所の攻略法”(大したことないけど)を伝授っ!
攻略法①「行くなら朝!」
笛吹市内の直売所は、開店直後~お昼までの早めの時間に行くのがおすすめ。
何といっても、一番品ぞろえがよい時間帯です。
特に朝は、品出し中の農家さんに会えることも。農産物にこもった想いや、美味しい食べ方を直接聞けるのが直売所の醍醐味です。
私は高級プラムの農家さんに遭遇したことがあり、インタビューした様子をアップしました。
攻略法②「分からなかったら店員さんに聞く!」
直売所に行くと、普通のスーパーにはないマニアックな農産物が間々あります。
(↑夕顔という野菜です)
「興味があるけど、食べ方が分からない!」という時は店員さんに聞いてみましょう。
果物の種類が多くて迷った時も聞いてみてください。おばちゃんたちが快く教えてくれます!
攻略法③「加工品も要チェック!」
「お土産を買いたいけど、生鮮品は心配…」という方は加工品をチェック。桃の瓶づめなど、地元ならではの一品が見つかるはず。
また、イートインコーナーを併設している直売所もあります。特に芦川の直売所は地元の食堂でもあるので賑わっています。
攻略法④「イベントを逃すな!」
直売所では年に数回イベントがあります。
旬の農産物がお得に買えるとあり、朝から行列ができることも。
出店コーナーなどもあるので、家族連れでも楽しめます。
(↑6月に開催されたもろこし祭りの様子)
(↑来週開催予定です!)
以上です!
最後に。各店定休日があるので事前に確認してお出かけください~。
【笛吹グルメ】わざわざ行きたい!地元野菜たっぷりのほっこりランチ
常に腹ペコ、地域おこし協力隊の木村です。
今回はランチタイムにお邪魔したレストラン&カフェ「夢追い人」をご紹介。
この”わざわざ足を運ばないといけない場所”で7年も営業している人気店です。
おしゃれでコスパ最強ランチ
ランチはセットメニューが全6種類。
地元の素材を使うため、内容は季節や日ごとに変わるそうです。
今回私が頂いたのはパスタのセット。
まず登場したのは綿あめが乗ったオレンジジュースと、木箱に入った前菜。
か…かわいい!これだけで女子はテンション上がると思います!
前菜の内容はゴーヤの佃煮(苦み少なめ)や、芦川の刺身こんにゃくなどヘルシーな感じ。
メインのパスタはこちら。
まごうことなきペペロンチーノ。ベーコンエッグとサラダ、桃(ソテー?)が添えられています。
こちらもセットで出てきた桃の冷製スープと鮭のソテー。
はやる食欲を抑えきれず写真が雑になったので、小さ目サイズでお届け。
飲みかけで撮ってしまった桃のスープは、ほんのり甘くてさっぱり美味。
桃食べ過ぎて飽きてしまった山梨県人も感動する味だと思います(笑)
最後はアイスとコーヒー。器がかわいい~!
これだけのボリュームでお値段は1,000円以下。驚きである。
人気No.1ランチはこれだ!
お店の方に一番人気と教えてもらったのがこちらのランチ(メニュー名に”境川”が入っています)
超おしゃれな前菜プレートを求めて多くのお客さんがやってくるそうです。
使用しているのはほとんど地元で獲れた野菜です。
メインはこちら
これにスープやデザートなどがついて、やはりお値段1,000円前後。すごい。
ゆったり食事した人におすすめ
店の周囲がとっても静かなので、ゆっくり食事したい人におすすめです。
店内もアットホームな雰囲気で、マスターや店員さんの温かい人柄も◎。
また訪れたくなるようなお店でした。
ちなみにお店で配布している名刺は約3か月ごとにデザインが変わるそうです。
コレクションしたくなる!
【今回行った場所】
レストラン&カフェ 夢追い人
定休日は火曜日だそうですが、心配な方はお問い合わせください
TEL 055-266-3863
いちごの子どもは太郎、次郎、三郎…?苗取りに挑戦
お盆ですね!笛吹市地域おこし協力隊の木村です。
今回は8月11日・12日に挑戦した「いちごの苗取り」をレポート!
市内の観光農園に潜入
お邪魔したのは、市内にある観光農園「石和いちご館青柳」。かつて歌手・鈴木亜美さんがいちご栽培にチャレンジしたこともある農園です。ここのいちご棚は胸ぐらいの高さにあり、土の代わりにヤシガラ(ココナッツの殻)を使っているので、とっても清潔・快適にいちご狩りが楽しめます。あと経営者であるご夫婦が超いい人です。
次のシーズンに向けた大切な作業「苗取り」
観光農園の営業期間は12月中旬頃から5月下旬頃まで。
シーズンオフの現在は、次のシーズンに向けて苗を準備しています。
今回の「苗取り」という作業は、春頃から育てた親苗から子苗を切り離す作業です。
さっそく育苗場であるビニールハウスへ突入
見て下さい!真夏の育苗場は緑のカーテン状態です!わっさわさ
拡大図で表すとこんな感じになっています。
親苗から、一つ目の子苗が生え、その下に2つ目の子苗が生え、その下に2つ目の子苗が生え…とドンドン伸びています。
ちなみに一つ目の子苗から「太郎」「次郎」「三郎」「四朗」と呼ぶそうです。なんだか情がわいてきますね。
今回の苗取りでは親苗と太郎さんを残して、次郎さん以下を切り離しました。
切り離した子苗は散髪…?
どの苗も元気いっぱいに伸びているので、苗同士が絡み合って大変です。
何とか切り離した苗は、余分な葉っぱなどを取り除いて整えます。
完成形はこれです。まるで散髪したて、さっぱり!
ずらりと並ぶ子苗たち
切り離した子苗は、電解水につけて殺菌されたのち、ポットに1株ずつ植えられます。
今回は2日間で約10,000株がポットに植えられました。ずら~っ
その後、子苗たちはしばらく育苗場で育てられ、やがて観光農園へと移植されます。
ちなみに今回の作業は農園で働くパートさんや、経営者のご家族が勢ぞろいして行われました。アットホームな雰囲気で楽しかったです♪
「初めて魚を触った!」東京の子どもたちが芦川に遊びに来ました
夏真っ盛り!笛吹市地域おこし協力隊・木村です。
今回は8月3日~5日に行われた「芦川冒険キャンプ」の様子をちょこっと紹介します。
東京から小学生がやってきた!
芦川冒険キャンプは、東京・墨田にある児童会館が4年前から開催しているイベント。今年は同児童会館を利用する小学生29人が、笛吹市の秘境(!?)芦川にやってきました。
「初めて魚を触った!」と大興奮
私がお邪魔したのは、2日目の川遊びタイム。子どもたちは冷た~い水の中で大はしゃぎ!
後半には魚のつかみ取り体験が行われました。ぬるぬるするヤマメと格闘し、ようやく捕まえた子どもたちは「みてみて~!」とにっこり。10歳の男の子は「初めて魚を触った!」と喜んでいました。
捕まえたヤマメは、ランチの時間に塩焼きとなって登場。頑張ったぶん、その美味しさは格別だったことでしょう。
世界で一つだけのアクセサリー
川遊びの後、子どもたちは古民家へ移動。ネイチャークラフト作りに挑戦しました。
輪切りにしたカラマツをペーパーサンドで磨き、キーホルダーやペンダントに仕上げます。どの子も”すべすべの手触り”になるまで磨き上げ、世界に一つだけのオリジナルアクセサリーを完成させていました。
みんなで協力してカレーライス作り!
ネイチャークラフトが完成すると、すぐに夕食の準備がスタート。
薪割りや、火おこし、野菜の皮むきなど、子どもたちは自発的に作業に取り掛かっていました。
私がお邪魔したのはここまで。みんな芦川の大自然を満喫しているようでした♪
おまけ
今回登場したスポットは個人でも利用できますので、少し紹介します。
川遊びができるのは「オートキャンプすずらん」。食事処も併設されています。
古民家の正体は「カフェ 農啓庵」です。基本は金・土・日曜日が営業日ですが、臨時休業の場合もあるので事前に確認してください。近くにはコミュニティスペースにもなっている古民家「藤原邸」があります。